ADLを向上させるには
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2023/06/01
コラム
ADLという言葉を、聞いたことがあるでしょうか?
ADLは主に介護に携わる方が使う言葉だと思われがちですが、実は全ての方に関係する言葉です。
この記事では、ADLを向上させるためにできることについて説明します。
▼ADLの意味
ADLとは「Activities of Daily Living」の略で、日本語では日常生活動作と訳されます。
日常生活を送るうえで最低限必要な動作を、どの程度できるかを表す指標となるものです。
具体的には、食事・更衣・入浴・排せつ・歩行・移動などの動作を指します。
▼ADLを向上させるためにできること
■運動とバランスのとれた食事
運動とバランスのとれた食事は、ADLを向上させるための大切な要素です。
運動能力が低下するとADLも低下するため、無理なくできる運動を心がけましょう。
また年齢を重ねると、食が細くなることで栄養も偏りがちになるため、バランスの良い食事も大切です。
■生活環境を整える
生活環境を整えれば、自立した生活を長く送れます。
行動しやすい環境をつくるために、手すりの設置や段差解消などのリフォームを行うのも一つの方法です。
スムーズに行動できるだけでなく、転倒によるけがの防止にも役立つでしょう。
■リハビリテーションの活用
ある程度の介護が必要となった場合は、リハビリテーションの活用も有効です。
体力や筋力の維持に効果があるほか、利用者間でのコミュニケーションが刺激となりADL向上も期待できるでしょう。
▼まとめ
ADLを向上させるためには、運動とバランスのとれた食事や、生活環境の整備・リハビリテーションの活用などが有効です。
またできることはご自身で行ってもらい、自立して行動する機会を奪わないようにすることも大切です。
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