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フィジカルアセスメントの流れ

query_builder 2023/06/25
コラム
7
フィジカルアセスメントとは、医療業界において使われる用語です。
問診だけでなく視診・触診などを用いて、患者の健康状態を明確化します。
あらかじめ情報収集をすることで、患者に対して必要なケアを行えるでしょう。
今回は、医療現場で必要不可欠なフィジカルアセスメントの流れについて解説します。
▼フィジカルアセスメントの流れ
フィジカルアセスメントは、一般的に5つの項目に沿って行います。
①問診
患者についての情報を得るために、問診を行います。
現在の症状や既往歴、生活歴などをヒアリングすることで「どのような疾患か」「緊急性があるか」などの評価が可能です。
②視診
視診は患者の体を目視し、異常有無の確認をします。
この方法は、症状部分の大きさや形・左右対称性などを判断することが目的です。
また最初に問診をした際「どこを視診するべきなのか」を、すぐに判断することが大切でしょう。
③触診
触診とは患者の体や患部に触れ、症状部分の大きさ・動き・硬さなどを見ることです。
患者が痛みを感じることもあるので、触診の手順としては負担の少ない部分から行います。
④打診
患者の体を表面から叩いた振動で、内部の状態を知る方法が打診です。
主に胸部や腹部にある臓器に対して用いられ、指先や打診器で異常部分の位置や大きさを判断します。
⑤聴診
聴診器を使って行う心音や呼吸音などの確認は、聴診と呼ばれ血圧測定でも用いられます。
聴診器にはさまざまな種類があり、血圧・消化器系・呼吸器系など用途によって使い分けるのが基本です。
▼まとめ
フィジカルアセスメントは患者の基本情報を知る問診や、患部に直接触れる触診など5つの流れで進みます。
どの項目も患者の症状を判断するためのものですので、一つひとつ丁寧に行うことが大切です。
『スマイル優訪問看護ステーション』では、訪問看護の現場で活躍できる看護師を募集しております。
今までの経験を活かして働きたい方は、お気軽にご相談ください。

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