高齢になると飲み込む力が弱くなり、食事中にむせることが増える方もいらっしゃいます。
このような症状のことを「誤嚥」と言います。
誤嚥は誤嚥性肺炎を引き起こし命にかかわることもあるため、予防することが大切です。
そこで今回は、誤嚥を防止する方法についてご紹介いたします。
▼食べ物の工夫
誤嚥を起こしやすい食品は、サラサラした液体やみそ汁やスープなどの液体と固体がミックスされたもの、水分量の少ない食べ物などがあります。
では、どういった方法で防止できるのか以下に見ていきます。
■とろみ
とろみをつけることで、口腔内で食べ物を一つにまとめて飲みこむことができます。
あんかけや卵とじ・とろみ剤を使用するなどの方法があります。
■形
口内に張り付きやすいものは、形を変えると飲み込みやすくなるものもあります。
板海苔を佃煮に変えたり、キュウリやレタスは千切りにしたり、巻いて食べるなど工夫しましょう。
▼食べ方の工夫
誤嚥を防止するには、食べ方も工夫しましょう。
■姿勢
椅子に深く腰掛け、足底をしっかり床につけ顎を引いて食べることに集中しましょう。
■喉の通り
食前には水分を摂取し、喉の通りを良くしましょう。
■食べる量
一口の量を少なめにし、慌てずゆっくりと食べましょう。
▼まとめ
誤嚥を防止するには「とろみをつける」「食べ物の形を変える」「食事の姿勢に気を付ける」「喉の通りを良くする」「一口の量を少なめにする」方法があります。
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