介助が必要な方に行う口腔ケアのポイント
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2023/09/15
コラム
口腔が清潔ではないと、虫歯や歯周病などを引き起こす可能性があります。
では介助が必要な方に行う口腔ケアでは、どのようなポイントに気をつければいいのでしょうか。
今回は、介助が必要な方に行う口腔ケアのポイントについて解説いたします。
▼口腔ケアのポイント
介助が必要な方のために、以下のポイントを押さえておきましょう。
■誤嚥に気をつける
介助が必要な方に口腔ケアをする場合は、肺や気管支に水や唾液が入らないような体勢で行うことがポイントです。
咳き込んだり息がしにくかったりなど、誤嚥の原因を作らないように注意しましょう。
また口腔内を確認する時は、口内炎や歯肉炎・歯の欠けなどがないか、しっかりチェックします。
■無理な時は中断する
もし体調不良の時やケアを嫌がる時は、いったんケアを中断しましょう。
無理に行うと、次回以降のケアを嫌がるようになってしまう可能性もあります。
「落ち着いた時に行おう」と心に余裕を持って構えることが、長続きさせるポイントです。
■できるだけ見守る
介助される方が1人でできることは、なるべく見守ってあげましょう。
自助具を活用してケアが行えるのであれば、できる力を活かすことが大切です。
ご自身で体を動かすことがリハビリになり、自立支援を促すことにもつながります。
▼まとめ
介助が必要な方を口腔ケアするポイントは、誤嚥に気をつける・無理な時は中断する・できるだけ見守るなどです。
ご自身でできるケアをできるだけご自身で行うことで、リハビリにつながる側面もあります。
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