介助をする際の口腔ケアの方法
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2023/10/01
コラム
口腔ケアは口の中を清潔に保つだけでなく、口腔内のトラブルを予防する役割があります。
介助を行う場合、健康的な生活を維持するためにも口腔内のケアは欠かせません。
では実際に口腔内のケアを行う方法として、どのようなものが挙げられるのでしょうか。
▼介助をする際の口腔ケアの方法
■歯磨き
歯や歯茎のトラブルを防ぐ方法として、歯ブラシで行う歯磨きがあります。
鉛筆のように歯ブラシを持ち、小刻みに優しく磨きましょう。
磨く時に力を入れすぎると、歯ブラシで歯茎に傷をつけてしまうので注意が必要です。
サイズやブラシの柔らかさも重視して歯ブラシを選び、磨き残しがないよう丁寧に磨きます。
■口腔清拭
寝たきり状態の方や体を起こす行為が困難な方には、口腔清拭という方法があります。
専用のスポンジ・ウェットティッシュ・ガーゼなどを用いて、拭き取っていくケアです。
あまり指を奥に入れすぎないよう注意し、様子を見ながら奥から手前に汚れを拭き取りましょう。
■唾液腺マッサージ
唾液腺マッサージは直接の口腔ケアではありませんが、口腔機能の維持や向上などの効果が期待できます。
手でくるくると円を描くように揉みほぐし、唾液腺を優しく刺激しましょう。
マッサージで唾液の分泌が促され、食事や会話がしやすくなるのでオススメなケア方法です。
▼まとめ
口の中を清潔に保つだけでなく、口腔ケアには歯・舌・歯茎などのトラブルを予防する役割があります。
口腔ケアにはさまざまな方法があり、まず歯磨きでは鉛筆のように歯ブラシを持って優しく小刻みに磨きましょう。
寝たきり状態の方や体を起こすことが困難な方には、口腔清拭で汚れを丁寧に拭き取ります。
また唾液の分泌を促して健康的な口腔内に近づける、唾液腺マッサージというケア方法もオススメです。
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