床ずれを防止するには?
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2024/07/03
コラム
寝たきりや車いすの生活になると、しばしば悩まされるのが「床ずれ」です。
床ずれを防止するには、何に注意すればよいのでしょうか。
今回は、床ずれを防止する方法についてご紹介いたします。
▼床ずれを防止する方法
■体位を変える
床ずれを防止するには、こまめに体位を変える方法が効果的です。
寝たきりの方に対しては、2時間から3時間を目安に体位を変えましょう。
まずは右向きで寝てその次は仰向け、そして左向きといった具合に変えていくのがポイントです。
■車いすにも注意
床ずれは寝ている時だけでなく、座っている姿勢でも起こります。
特に注意が必要なのは、車いすを使用している場合です。
車いすに腰かけた際、常に同じ位置に骨や筋肉が当たると床ずれができてしまいます。
形の異なるクッションを日替わりで使うと、お尻が座面に当たる位置を変えられるでしょう。
また低反発や高反発といった、クッション性の高いグッズを使用することでも対処できます。
■お肌のお手入れ
床ずれの防止に最も効果的なのは、早期発見です。
そのためには、日ごろからお肌のお手入れをしっかりと行うのがポイントです。
入浴ができれば一番ですが、困難な時は体を清潔な布で拭きましょう。
乾燥すると皮膚のバリア機能が低下し、床ずれを起こしやすくなるため、保湿クリームでの保護を行うと安心です。
▼まとめ
床ずれは、主に圧力のかかりすぎが原因で起こります。
定期的に体位と姿勢を変え、同じところに体圧を集中させないようにしましょう。
皮膚を清潔に保ち保湿対策をすることも、床ずれの防止につながります。
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