高齢者が寝たきりになると、本人はもちろん介護をする方の負担も大きくなります。
寝たきりを防げるよう、介助者ができることはあるのでしょうか。
今回は、寝たきりを予防するために介助者が注意すべきポイントをご紹介しましょう。
▼寝たきり予防のために介助者が注意すべきポイント
■体を動かす
寝たきりを防ぐには、とにかく体を動かすことが大切です。
自分でなかなか体を動かせない方の場合は、介助者が意識をして体を動かすよう心がけましょう。
病気で安静にしていることが多い方なら、座位を増やす・寝たまま足首を動かす・体位変換などを行うだけでも運動になります。
また介助者はできるだけ手を貸さず、自分でできることは自分で行ってもらうことも大切です。
■食事への配慮
体を動かす意欲を湧かせるには、栄養をしっかり摂ることが大切です。
特に筋肉を作るタンパク質は、食事に積極的に取り入れましょう。
食欲があまりない場合は原因を探り、対策することが大切です。
■閉じ籠らないようなサポート
高齢者は体を動かすことが億劫になり、家に閉じ籠もりがちになることがあります。
そうすると体を動かす機会が減るだけではなく、人と会話をする機会も少なくなってしまいます。
そうならないよう、介助者は積極的にコミュニケーションを取るようにしましょう。
また、刺激のない毎日を送ることが、認知機能の低下につながる可能性もあります。
▼まとめ
寝たきりを予防するには、体を動かすこと・食事への配慮・閉じ籠らないようなサポートなどが大切です。
高齢者の健康的な生活を支えるためにも、意識して取り組んでみてくださいね。
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